【おすすめビジネス書1分レビュー】名著を読んでみた(限界費用ゼロ社会)

こんにちは!管理人です。

こちらは

“忙しくて本を読む時間がない!”

とお困りの、若手ビジネスパーソン向けの、ビジネス書レビューです。

1分で読めるように文字数少なめ、内容ぎゅっと詰めているので

“読みたかったけど読めていない”
“本を読む前にさわりを知っておきたい”

そんなあなたに役立てていただけると幸いです。
是非ご覧ください。

タイトル:
限界費用ゼロ社会

著者:
ジェレミー・リフキン

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭 [ ジェレミー・リフキン ]

はじめに

限界費用ってご存知ですか??

私はこれを読むまで知りませんでした。笑

限界費用とは、生産品1単位増やした際に増加した費用です。
(この反対語は“限界利益”と呼びます。)

例えば、パンを作る際に材料費が10円かかる。この10円が限界費用です。

これが様々な世界でゼロに近づいているというのです。

指数関数

例えば、“ブログで稼ごう”としている方の限界費用はゼロです。

かかるのはサーバーやドメインの利用料のみ。

ユーザー数が増えても費用は増えませんよね。

実は、こういった現象は様々な分野で生じています。

そして、そのことを理解するためには
“指数関数”を理解する必要があります。

※指数関数とは、y=axで表すxの関数です。xの値が大きい程、yの値も大きくなります。(aが1以上の場合)

指数関数はグラフの形が特徴的で、こんな形をしています。

そして、現代の変化は
“指数関数的な世界”の延長線上にあると言われています。

ITの世界には、「ムーアの法則」というものがあり、コンピュータの性能は、年を追うごとに上がり、そしてコストは下がっていきます。

その勢いが、指数関数的なのです。

「でも、こういったことってIT業界に限ったことでは?」

と言われるかもしれませんが、そうではありません。

例えば“再生可能エネルギー”分野では太陽電池の性能は10年前に比べて飛躍的に伸びているにもかかわらず、その性能は常に右肩上がりですよね。

ものづくりの世界でも、3Dプリンターの性能が上がれば、製造コストを下げられる可能性があがります。

そういったことが世界をまたにかけて勃発しているのです。

何か事業を始めるときには5年10年後の技術革新を考慮して、設備投資をしてみるのがいいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

本書自体は個人的に難解で、まだまだ理解していない箇所もありますが、じっくり世の中の流れを見ながら、楽しみたいと思います。

ぜひ、本書にもチャレンジしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭 [ ジェレミー・リフキン ]