【本レビュー】著名な著書を読んでみた(FACTFULNESS ファクトフルネス)
こんにちは!
こちらは、本のレビュー記事です。
ファクトフルネスの記載内容と、読んで感じたことなどを綴っていきます。
我々の日常生活に潜んでいるさまざまな罠も、この本にある視点を持ってすれば見抜けることがあると思いました。
はじめに
私たちは身の回りに起きていること、それらの“事実”を、ありのままに受け入れることが、実はとても困難であるということを、書物内で示されています。
事実に基づく判断が困難であるとされる理由は、勉強不足ではありません。
人間の“本能”が邪魔をしているのです。
人間は、はるか昔、狩猟時代から培われた自身の本能にいつの間にか流されているのです。
本内で私が個人的に心にヒットした2つの本能について、ご紹介していきます。
分断本能
「人間は2通りに分けられる。良いやつか悪いやつかだ。」的なセリフを耳にしたことはありませんか?
これぞ正に人間の「分断本能」という本能が機能してしまったがために発せられた言葉です。
例えば、UNIQLOは「低中所得者向けのファッション」だとイメージされがちですが、実は高所得者の中にもUNIQLOを愛用する方は一定数います。
世界には色んな趣向の方がいます。
皆さん違いがあります。
それを無視して“平均値”ばかりに目をやってしまうと本質を見落としてしまう危険があります。
焦り本能
「いつやるか?」と聞かれたら現在では「今でしょ!」と答えるのが筋になってしまいました。
ですが、その“今”は本当にやれる状態なのでしょうか?
“即断即決”は現代において危険を孕んでいます。
現代は物事や問題が複雑化する傾向にあります。
そのような場合、意思決定をするのに必要な情報も自然と増えてきます。
そんな中で、中途半端に分析をして、“やる”と決めたことが、目論みから大きくハズれてしまうこともあります。
焦らずに。
意思決定は十分な生情報を集めた上で行うと、良い結果を生むことでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
本書ではこのように結ばれています。
事実に基づき判断をするためには“謙虚さ”と“好奇心”が必要である。
と。
自分が本能に支配されていることを、まずは自覚して、驕らずに生きる事で、新たな世界に気づけるのだなと感じました。
良書です。
では!
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