こんにちは!
こちらは本のレビュー記事です。
タイトル:
“ウソはバレる”
~ソーシャルメディアは、マーケティングの常識を一変させた~
著者:
イターマル・サイモンソン/エマニュエル・ローゼン
個人事業の方はもちろん、企業にお勤めの方にも知っておくべき、重要なエッセンスが詰め込まれています。
この書籍が伝えていることを、私見を交えて紹介しています。
1分で読めるようにギュッと凝縮していますので、ぜひさらっと読んでいただけたら嬉しいです。
「自社の商品を販売する上で重要なことは?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか??
例えば
「圧倒的に強いブランド作りだ!」
や
「既存のお客様を大切にして、強い絆を構築することだ!」
でしょうか?
さて、いかに?
はじめに
結論を申し上げると、
「ソーシャルメディアが主流となった、透明性の高い時代に置いては、上記の様な考え方は間違っている。」とのこと。
本書ではバッサリと斬られています。
それは何故か?
私たちが普段買い物をするときの行動に、重要なヒントが隠されています。
消費者を賢くしたのは〇〇
例えば、パソコンを買い換える時のことを想像してみてください。
まずどうします?
近所の家電量販店にいきますか?
いえ。
まずは、スマホを取り出しますよね?
そして、価格やレビューを調べ、もっとも自分のニーズあったスペックと、お買い得価格を調べませんか?
そうです。
現在の消費者は、かなり合理的に商品の購入を判断するようになりました。
消費者は賢くなったのです。
正確に言うと、消費者の頭が良くなったわけではなく、スマホなどのテクノロジーによって、合理的な買い物ができるようになったのです。
影響力ミックスとは
人が購入を判断する材料は、以下3点の影響力をミックスさせたものだと言えます。
POM(PRIOR / OTHER / MARKETER)です。
P=その人が持っている好み、信念、経験
O=他の人や情報サービス
M=マーケター
このPOMのなかで、特に「O」がかなり重要になりました。
商品が高額であればあるほど、O、つまり他者の意見をかなり重要視するようになったのです。
なので、メーカーは積極的に他者、つまり商品の既ユーザーや、専門家のフラットで率直な意見を積極的に採用することが推奨されます。
そういった客観的な意見を取り入れることが、売上アップに繋がるのです。
まとめ
いかがでしたか?
テクノロジーの発展により、買い手の目は肥やされ、売り手はそれに対応できないと生き残っていけない時代になったと言えます。
ですが、私は悲観することはないと考えます。
なぜなら、人は皆、いつでも買い手にも売り手にもなれるからです。
売り手になって勝とうとするなら、まず徹底的に買い手の立場で考えてみる。
そうすることで、買い手がストレス無く買い物ができる状況を作ることができる。
これが、私がこの本から得た“気づき”でした。
当たり前の様で結構難しくないですか?笑
詳しく知りたい方は本も読んでみてくださいね。
では!
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