【ビジネス書1分レビュー】スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?

こんにちは!

こちらは

“忙しくて本を読む時間がない!”

とお困りの、多忙な若手ビジネスパーソン向けの、ビジネス書レビューです。

1分で読めるように文字数少なめ、内容ぎゅっと詰めているので

“読みたかったけど読めていない”
“本を読む前にさわりを知っておきたい”

あなたに役立てていただけると幸いです。
是非ご覧ください。

タイトル:
スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?

著者:
ジョン・ムーア氏

はじめに

ビジネスを学ぶ上で、スターバックス(以下スタバ)は最高の題材です。

スタバは創業から現在に至るまでに数々の成功と失敗を繰り返し、ブランディングや価格戦略についてのノウハウを蓄積してきたからです。

そんな百戦錬磨のスタバは、どうして広告を打ったり値下げをしたりしないのでしょうか?

そこには、スタバの譲れない拘りがあるのです。

値下げをしない理由

それは、顧客を“スターバックス体験”に一点集中させるためです。

スターバックス体験とは、
顧客がスターバックスに入り、店の雰囲気やスタッフさんとの交流、コーヒーの香りを楽しむ一連の動作を指します。

この顧客体験を守る為に、スタバは価格競争に敢えて参入しないのです。

何故なら
コーヒーを値下げすることで、顧客は値引きを待つようになります。(ここで客足が減る)

そして、値下げのタイミングで一気に押し寄せます。(店内が混雑)

そうなってしまうと、スタバは顧客体験を提供するどころではなくなってしまうのです。

広告を出さない理由

そもそも企業が広告を出す理由はなんでしょう?

大抵はマーケティングやプロモーション、ブランディング効果により、売上アップを図るためです。

スタバはマーケティングを考える上で、CMではなく、“口コミ”が最大の広告であると結論づけました。

“顧客体験を充実させること”そのものが、結果最もマーケティング効果があると考えたのです。



まとめ

いかがでしたか?

スタバは、顧客体験を第一に考え、“最高のコーヒー企業になる”ことを目標にしたことで、今の地位を確立させてきました。

(“最大”ではなく“最高”を目指したことがポイントです)

本書にはスタバ流のマーケティングルールなども書かれています。

続きが気になったら、是非手に取ってみてくださいね。

では!