【ビジネス書1分レビュー】サブスクリプション

こんにちは!

こちらは

“忙しくて本を読む時間がない!”

とお困りの、若手ビジネスパーソン向けの、ビジネス書レビューです。

1分で読めるように文字数少なめ、内容ぎゅっと詰めているので

“読みたかったけど読めていない”
“本を読む前にさわりを知っておきたい”

そんなあなたにお役立ていただけると幸いです。
是非ご覧ください。

タイトル:
サブスクリプション

著者:
ティエン・ツォ 氏

はじめに

サブスクリプション(以下、サブスク)というビジネスモデルを聞いたことはありますか?

近年注目を集めるモデルなので、ご存知の方も増えてきました。

サブスクにはビジネスをする上で、絶大なメリットがある一方で、導入するにはかなりの勇気が必要になります。

そんなサブスクの魅力と注意点について、ご説明していきます。

〇〇に強い

サブスクのメリットは
“不況に強い”ことです。

サブスクは、
継続的な対価を顧客に提供し、年あるいは月単位でその費用を頂戴するモデルです。

(例:定期購読、動画配信サービス、公共インフラなど)

不況に強い理由としては、顧客が支払う費用額が少ないため、顧客離れのリスクが低く、売り上げが落ちにくいのです。

サブスクだと、普段なかなか手には入りにくい商品にも、手が届きやすくなりますよね。

そういった顧客を増やすことで、企業の財務は潤っていきます。

勇気

「じゃあ全ての企業がサブスク化すればいいのでは??」

と、言いたいところですが、

そうならないのは、サブスクのデメリットが邪魔をしているからです。

サブスクのデメリット、それは

導入するためには

・売上の一時的な低下
・コストの増加

というWパンチを乗り越えないといけないからです。

例えば、パソコンのソフトウェア(10万円)を販売する会社がサブスク(月額3,000円)を始めようとすると

一時的に単月の売上は大幅に下がります。

そして、サブスクを運営するためのシステム(ユーザー管理や費用の回収など)の構築のために、大きなコストがかかるようになります。

このデメリットを乗り越えるには、
・財務予測が正確に出せること
・安定するまでの胆力
が必要になります。

これらのデメリットが導く一時的なキャッシュフロー(資金の流動性)の悪化に耐え切れる企業が、サブスクを成功させられるのです。



まとめ

いかがでしたか?

サブスクはユーザー目線に立てば有効的なサービスと言えるものの、
導入する側とすれば、強い“産みの苦痛”を強いられるシステムと言えるでしょう。

本書も是非読んでみてください!

では!