こんにちは!管理人です。
こちらは
“忙しくて本を読む時間がない!”
とお困りの、若手ビジネスパーソン向けの、ビジネス書レビューです。
1分で読めるように文字数少なめ、内容ぎゅっと詰めているので
“読みたかったけど読めていない”
“本を読む前にさわりを知っておきたい”
そんなあなたに役立てていただけると幸いです。
是非ご覧ください。
タイトル:
費用対効果が23%アップする 刺さる広告
著者:
レックス・ブリッグス 氏
グレッグ・スチュアート 氏
はじめに
“で、この広告にはどんな効果があったの?”
と幹部社員から聞かれ、戸惑いまくっている広報担当の姿。
簡単に想像できませんか?
このように、広告の費用対効果をきちんと計測していないキャンペーンは、世の中に山ほどリリースされています。
さらに、衝撃の事実としては
米国では年間の広告費総額30兆円のうち、11兆円がムダになっているということ。
これは、憂慮すべきところではあるものの、チャンスでもあります。
真に消費者に刺さる広告を作るために必要なことが、記載されています。
キャンペーンの最適化
上記のような悪例には、ただちに“カイゼン”が必要です。
キャンペーンを最適にするためのプロセスは、次の通りです。
①以下の3回の会議を設定する
②1回目:なぜやるかを決める
③2回目:どうやるかを決める
④3回目:“カイゼン”を図る
1回目の会議では、キャンペーンの目的と目標について、メンバー全員が合意します。
そして、2回目の会議で行動プランの合意形成を行います。
(その際に、キャンペーンの効果測定テストについても、そのやり方について事前に協議しておきます)
そして3回目の会議にて効果測定を確認し、改善点を洗い出し、その実行プランまでを検討します。
効果的なカイゼン
この記事の冒頭に登場した広報担当者が注力するのが、この効果測定です。
なぜなら、この効果測定により、より精度の高い改善策を検討するからです。
効果測定として強力なのは“A/Bテスト”と呼ばれる調査方法です。
消費者を
“広告を見たグループ(実験群)”と
“見ていないグループ(コントロール群)”
に分けて、広告の違いによる影響を測定するのです。
そして、広告が消費者にどのような行動変容をもたらしたのかを整理して、広告の改善点を検討します。
ここまでの精査を行うことで、広告の効果が分かるのです。
まとめ
いかがでしたか?
もしあなたが広告運用に関して、“ウルトラC”を期待していたとしたら、もしかしたら拍子抜けなさったかもしれませんね。
このプロセスは真新しいものではありません。どちらかというと“当たり前じゃん”と思われる類です。
しかし、その当たり前が不十分なので、広告費の無駄がかさんでいるのです。
これをご覧になったあなたは、ある意味チャンスと捉えて、広告の運用を提言してみてはいかがでしょうか?
本書も是非読んでみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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